ガレリア Gamemaster GAの実機レビューとベンチマーク結果

ガレリア GA

ガレリア Gamemaster GAはドスパラのデスクトップパソコンです。
マイクロATXという規格のため、他のPCよりも一回り小さくなっているのが特徴です。

このページではゲームマスター GAがどれくらいの性能なのか、ゲーム中のファンの音はどれくらいかなど、使用中に気になることを中心にレビューします。

Gamemaster GAのスペック

OS Windows 10 Home 64-bit
CPU Intel Core i5 6500 @ 3.20GHz
メモリ 8.00GB Dual-Channel @ 1063MHz
マザーボード H110 チップセット
グラフィックボード NVIDIA GeForce GTX1060 6GB
SSD 256GB Crucial_CT275MX300SSD1
HDD 1863GB Seagate ST2000DM006-2DM164
DVDドライブ HL-DT-ST DVDRAM GH24NSD1
オーディオ NVIDIA High Definition Audio

※注文のタイミングにより、利用パーツの型番が異なる場合があります。

CPUには価格と性能のバランスが取れた、Core i5 6500が搭載されています。
最新ゲームでもCore i5があれば十分に動かすことが可能です。

メモリは合計8GBで、4GBを2枚搭載していることが分かります。
容量不足の心配はありませんね。

重要となるグラフィックボードはGTX 1060 6GBです。
ゲーム向けの中では比較的安く、買いやすいのが特徴です。

ストレージにはSSDとHDDが1台ずつ搭載されていました。
HDDは2TBの大容量タイプなので安心です。

Gamemaster GAの詳細レビュー

外観

Gamemaster GA フロントパネル
Gamemaster GA バックパネル

※画像クリックで拡大

フロントパネルには電源ボタン・リセット(再起動)ボタンの他に、USB3.0コネクタとSDカードリーダーが備わっています。
速度の早いUSB3.0を気軽に使えたり、カメラのデータを移すのも簡単にできます。

アクセスランプには電源とHDDの2種類があります。
電源は青色に、HDDは白色に発光します。

Gamemaster GA サイドパネル
Gamemaster GA サイドパネル 右

左のサイドパネルにはファン用の大きな通気口があり、ケース内にこもった熱を排出することができます。

大きさ

Gamemaster GA 幅
Gamemaster GA 奥行き
Gamemaster GA 高さ

デスクトップにしてはやや小型なのが特徴です。
実際にメジャーで測ると、幅は約18.5cm、奥行きは約39cm、高さは約37cmでした。

一般的なゲーミングPCと比べても比較的小さいので、スペースを取りたくない方におすすめですね。

内部構成

Gamemaster GA 内部構成
Gamemaster GA 電源

サイドパネルを開けて中を見てみましょう。
スペースを有効に活用していることが良くわかります。

左の画像中央にあるのはCPUクーラーで、サイドフロー型であることがわかります。
横から風を吹き当てることで、狭いケース内でも空気の流れを作ることが可能です。

また右の画像では電源を詳しく見ることができます。
550Wの出力があり、80 Plus Bronze認証も取得していますね。

この認証は電気を変換する際に、変換効率が80%以上であることを表しています。
つまり無駄なく変換することで電気代も抑えることができるのです。

搭載ストレージ

ストレージはWindows本体やゲームなどのソフトをインストール・保存する場所です。
このパーツが高性能であれば、起動時間やサーバーへの参加時間を短縮できます。

ゲームマスター GAでは速さが特徴のSSDと大容量が特徴のHDDを組み合わせています。

Gamemaster GA ストレージ

実際に使う場合、速さが特徴のSSDにはWindowsとゲーム本体をインストール。
容量の大きさが特徴のHDDにはプレイ動画やデータの保存と使い分けることで、快適なPC環境にできます。

しかしただ単に「速い」といっても、どれくらいかは分かりません。
そこで数値で表すことができるベンチマークを行いました。

SSD ベンチマーク
HDD ベンチマーク

左がSSD、右がHDDの結果です。

SSDではシーケンシャルリードが524.4MB/s、シーケンシャルライトが492.7MB/sという結果になりました。
※シーケンシャルリード・ライトとは、ディスクの連続したエリアにあるデータを読み込む・書き込むことです。

HDDではシーケンシャルリードが219.9MB/s、シーケンシャルライトが198.9MB/sになりました。

2つを比べると、SSDの速さがよく分かります。
そのため最近では必須のパーツになりつつあります。

付属品

Gamemaster GA 付属品

ゲームマスター GAの付属品一覧です。

  • キーボード
  • マウス
  • 電源ケーブル
  • マニュアル
  • ドライバCD
  • 予備のネジ

キーボード・マウスもあるので、これだけでPCを使い始めることができます。
実際に使ってみましたが、ゲームも問題なくできました。

こだわりがあったり、より快適に使いたいのであれば、購入時にゲーミングマウスやキーボードなどのデバイスを合わせて選ぶことができます。

マニュアルには初回セットアップやリカバリの方法、トラブル対処法などがすべて日本語で書かれています。
PC関係に多い英語や中国語の説明書では無いので、安心して使うことができます。

Gamemaster GA ベンチマーク結果

Gamemaster GA グラフィックボード

搭載されているパーツがわかっても、実際の性能がどれくらいあるのかをイメージするのは難しいですよね。

そこで複数のベンチマークテストを行い、数値で表しました。

ベンチマークとはPCの性能を数値化できるテストの事です。
負荷を与えてどれくらいのスコアが出せるかを計測し、高いほど高性能と言えます。

今回のレビューでは総合的に計測できる3DMARKの他、CPUに特化したCINEBENCHやVR対応かを判断するSteamVR Performance Testで試しました。

3DMARK

3DMARK

3DMARKは海外でも頻繁に使用される有名なベンチマークソフトです。
行えるテストにはいくつか種類があり、今回はゲーミングPC向けに開発されたFire Strike、4Kゲームを想定したFire Strike Ultra、最新のDirectX 12を想定したTime Spyの合計3つを行いました。

Fire Strike 1.1

Fire Strike 1.1は複雑な形状や光と影を表すベンチマークです。
特にBFやCOD、Falloutシリーズなどの重いゲームをプレイしたい場合には、このテストが参考になります。

GA Fire Strike 1.1

GTX1060搭載のゲームマスター GAでは、10205というスコアになりました。

比較によると全体の69%より高性能 つまり上位31%のPCということです。
GTX1060とCore i5-6500を組み合わせて、価格を抑えながらもハイスコアが出せています。

軽めのオンラインゲームをプレイしつつ、最新のゲームも遊びたいという方に最適な性能です。
画質設定を低めにすれば、重めのゲームでも問題なくプレイできます。

Fire Strike Ultra 1.1

Fire Strike Ultra 1.1は4Kでプレイすることを想定したベンチマークです。
4KはフルHDの縦横2倍の解像度で表示するため、PC側のグラフィック性能の強化が重要になります。

GA Fire Strike Ultra 1.1

ゲームマスター GAでは2999というスコアになりました。
比較によれば全体の31%より高性能 つまり上位69%のPCということです。

こちらではあまり良い結果は残せませんでした。
4Kでプレイする場合、GTX1060では性能不足ということがわかります。

Time Spy 1.0

Time Spy 1.0は次世代のゲームエンジンであるDirectX 12に対応したベンチマークです。
よりPCの性能が引き出せるようになると言われており、高性能なゲーミングパソコンは恩恵を受けやすいかもしれません。

GA Time Spy 1.0

ゲームマスター GAの結果は4030になりました。
全体の44%より高性能 つまり上位56%のPCということです。

今の時点ではDirectX 12があまり普及していません。
実際に使われるまではもう少しかかるかもしれませんね。

CINEBENCH

GA CINEBENCH

OpenGL(CPU内蔵グラフィック)は107.62FPS、CPUは553cbという結果になりました。
Core i7と比べるとどうしてもスコアが下がってしまいますね。

SteamVR Performance Test

SteamVR Performance Testは、VRを快適に動かせるかを判断するソフトです。
将来VRを体験してみたい方は要チェックな項目です。

GA SteamVR Performance Test

結果はVR レディでした。
VRに必要なスペックを満たしているので、大半のゲームをプレイすることができます。

その他のゲーム

GA FF14ベンチ

FF14:蒼天のイシュガルドのベンチマーク結果は12459 非常に快適と表示されました。
1920×1080の最高品質設定でも滑らかにプレイすることができる性能です。

GA MHF Benchmark

MHFでは25950という結果になりました。
同じくフルHD(1920×1080)にて計測です。

GA PSO2ベンチマーク

PSO2のベンチマーク結果は41739でした。
環境設定は画質6(最高)で、1920×1080にて計測です。

有名なオンラインゲーム3つで試した結果、どれも快適に動きました。
プレイする予定の方には価格・性能共に最適なPCだと思います。

ゲーム中のパーツ温度

さて温度は問題ないと書きましたが、気になるのが動作音(主にファンの音)です。

事務用パソコンと比べた場合、ファンの数が大幅に増えているので少しうるさく感じるかもしれません。

ファンの音がうるさくなるのは高回転で回っている時になります。
そのため負荷のかかるゲーム中や動画のエンコード中に音を感じやすいです。

ただしファンを回して熱を排出しなければ、PC自体が壊れる危険もあるためやむを得ないことだと思っています。
ゲーム中にヘッドフォンをする方であれば、PCの動作音はほとんど影響が無いはずです。

Gamemaster GAは買いなのか?

様々な面からGAのレビューを行いましたが、長くて複雑なので最後にまとめました。

良い点

  • Fire Strikeで上位31%
  • VRも可能な最新パーツ
  • 長く使えるシンプルなデザイン
  • 暑い夏でも安心な冷却構造
  • 場所を取らない小さめのケース

悪い点

  • 最高設定にはやや足りない性能
  • 高負荷時にファンの動作音がする点

パソコンを置く場所が限られている方やできるだけ費用を抑えたい方におすすめです。
バランスの取れたスペックなので、初めてゲーミングPCを購入する方でも安心できます。