GALLERIA GKF1050TNFはドスパラのゲーミングノートパソコンです。
GTX1050Tiを搭載しており、価格を抑えたい方に最適です。
1050は最近になって追加されたグラボでもあるので、気になる性能やゲーム中のファンの音の大きさなど、使用中に気になることをレビューします。
目次
GKF1050TNFのスペック
OS | Windows 10 Home 64-bit |
CPU | Intel Core i7-7700HQ @ 2.80GHz |
メモリ | 8.00GB Dual-Channel @ 1197MHz |
マザーボード | インテル HM175 チップセット搭載 |
グラフィックボード | GeForce GTX1050 Ti 2GB |
SSD | 256GB Crucial_CT275MX300SSD4 |
HDD | 931GB Hitachi HGST HTS541010A9E680 |
DVDドライブ | HL-DT-ST DVDRAM GUD1N |
オーディオ | Realtek High Definition Audio |
※注文のタイミングにより、
CPUには高性能なCore i7-7700HQが搭載されています。
気になる末尾のHQはハイパフォーマンス・グラフィックス・クアッドコアの略称で、ハイエンドなノート向けに開発されたCPUに付けられます。
メモリは4GB×2枚で合計8GBです。
ゲームをする場合でも問題なく動きます。
重要なのがグラフィックボードです。
有名なMSI製のGTX 1050 Tiを搭載してります。
最新世代の中では価格が抑えられているので、安く購入したい方におすすめです。
ストレージにはSSDとHDDの両方が搭載されています。
Crucial製・Hitachi製でどちらも安定して動くと信頼されています。
GKF1050TNFの詳細レビュー
外観
※画像クリックで拡大
画面は17インチあり、ノートパソコンとしては大きいと感じました。
キーボードもゆったりとした配置でテンキーもあります。
キーボード
GKF1050TNFの特徴でもある、光るキーボードです。
ゲーミングノートの格好良さを引き立てます。
もちろん光り方・色は自由に変更することができます。
これがKLMというソフトで、3色に分ける他に波のようなグラデーションまで表現が可能です。
もし切りたい場合は設定でオフにすることもできるため安心です。
クーラーブーストとファンクションキー
ドスパラのゲーミングノートが採用している画期的な機能が2つあります。
一つはクーラーブーストで、ファンのマークのボタンを押すことで回転数を最大まで上げることができます。
ゲーム中や夏の暑いときにもPCを急速に冷却することができます。
もう一つはファンクションキーです。
キーボードから操作できる項目を大幅に増やすことができます。
マウスを使って設定パネルを開く必要は無く、ファンクションキーなら短時間で行えます。
大きさ
実際にメジャーで測ると、幅は約42cm、奥行きは約28cm、高さは約3.5cmでした。
一般的なノートPCと比べると、一回り大きく感じました。
電車やバスなどで広げるには適さないと思います。
しかし机の上をまとめておきたい方や友人宅などで一緒にゲームをしたい方にとってはおすすめの大きさ・重さです。
付属品
GALLERIA GKF1050TNFの付属品を一覧にしました。
- 電源ケーブル
- ドライバCD
- マニュアル
- ノート本体の説明書
- ラテールのアイテムコード
必要な物はすべて揃っているので、到着したら直ぐに起動できます。
付属のマニュアルには初回セットアップやリカバリの方法、トラブル時の対処法などが全て日本語で書かれています。
PC関係に多い英語・中国語の説明書ではないので、安心して使うことができます。
GALLERIA GKF1050TNF ベンチマーク結果
新しく追加されたグラフィックボード GTX1050Tiにどれくらいの性能があるのかを確かめましょう。
ここでは総合的に計測できる3DMARK、CPUに特化したCINEBENCHや有名オンラインゲームでのテストを行いました。
3DMARK
3DMARKは海外でも頻繁に利用される有名なベンチマークソフトです。
今回はゲーミングノート向けのSky Diver行いました。
Sky Diver 1.0
Sky Diver 1.0はゲーマー向けのノートPCやミドルスペック(中くらいの性能)のPCに最適だとされているベンチマークです。
GKF1050TNFでは、20079というスコアになりました。
比較によると全体の67%より高性能 つまり上位33%のPCということです。
性能としては中~上くらいの位置になりますね。
ゲームを最高設定で楽しむには少し心細いです。
CINEBENCH
CINEBENCHはCPUに負荷をかけるベンチマークソフトです。
CPU単体ではどれくらい性能があるのかを計測することができます。
OpenGL(CPU内蔵グラフィック)は106.44FPS、CPUは745cbという結果になりました。
下の比較によると前世代のCPUより、確実にスコアが上昇していることが確認できます。
700台のスコアがあれば、デスクトップとも変わらない性能が体験できますね。
その他のゲーム
FF14:蒼天のイシュガルドのベンチマーク結果は7811 非常に快適と表示されました。
1920×1080の最高品質設定でも滑らかにプレイすることができる性能です。
MHFでは16915という結果になりました。
同じくフルHD(1920×1080)にて計測です。
PSO2のベンチマーク結果は18936でした。
環境設定は画質6(最高)で、1920×1080にて計測です。
有名オンラインゲーム3つで試した結果、どれも快適に動作しました。
現在リリースされているオンラインゲームであれば大半がプレイできる性能です。
GKF1050TNFは買いなのか?
様々な面からGALLERIA GKF1050TNFのレビューを行いましたが、長くて複雑なので最後にまとめました。
良い点
- Sky Diverで上位33%の中~上位スペックPC
- CINEBENCHで745cbを記録
- 長く使えるシンプルなデザイン
- 長時間のゲームプレイでも安心な冷却機能
悪い点
- 高設定プレイには性能不足
- 高負荷時にややファンの動作音がする点
ベンチマーク結果からはミドルスペック帯のPCという位置づけが確認できました。
テストにあったFF14・MHF・PSO2の他、AVAなどの軽めのゲームに向いている構成です。
また低予算でゲーミングノートを購入したい方にも最適なパーツです。
全体的なレビューを通し、GALLERIA GKF1050TNFはおすすめのゲーミングノートPCです。